9月19日に平安神宮の神苑無料公開に行ってきました。
西神苑でスイレンを見た後、遊歩道を東に歩き中神苑に向かいます。
中神苑も、西神苑と同じ池泉回遊式庭園で、景色もよく似ています。
夏が終わりに近づく中神苑
中神苑の北西角にやって来ました。
中神苑は、大部分を蒼龍池と呼ばれる池が占めています。
水面には、サルスベリの赤色の花が散っていますね。
この日は、35度を超える猛暑日となり、真夏の暑さでしたが、池に散るサルスベリを見ると、着実に季節が秋に向かっているのを感じます。
カエデ越しに見る蒼龍池。
蒼龍池の向こうに休憩処が見えます。
お客さんが多いですね。
さすがにこの暑さですから、冷たいものを飲みたくなります。
中神苑でも、まだスイレンが咲いていました。
中神苑のスイレンは、黄色いものが目立ちます。
蒼龍池の北側の遊歩道を歩き、北東角にやって来ました。
ここには、石造りの鳥居が立っています。
鳥居をくぐった先には、地主社(じぬししゃ)の社殿があります。
地主社は、平安神宮が創建された時から、境内の東北(鬼門)に鎮座しており、災難除けの信仰があり、鬼門鎮守、除災招福のご利益を授けてくれます。
地主社に参拝する人の姿はあまり見かけない印象ですが、参拝する人の姿が絶えないとのこと。
蒼龍池のほとりに植えられているサルスベリは、赤色の花が小さくなり、残りわずかとなっていました。
この様子だと、9月中には花が散りそうですね。
サルスベリとスイレンを一緒に眺めます。
8月なら、どちらも花数が多かったのではないでしょうか。
中神苑の南東角にやって来ました。
ここから蒼龍池の全体を眺めます。
平安神宮の神苑は、背の高い木に囲まれているので、外の近代的な景色が一切見えないのが良いですね。
すばらしい工夫です。
蒼龍池には、三条大橋や五条大橋の橋脚を用いた飛石式の臥龍橋もあり、参拝者は渡ることができます。
中神苑を拝観した時は、臥龍橋も渡っておきたいですが、狭いので落ちないように注意しましょう。
臥龍橋からは、スイレンも間近で見られますよ。
中神苑を歩いた後は、東神苑に向かいます。